
何かを作っているとき
ふと、「これ、あの人にあげたらどうかな?」と思うことってありませんか?
おいしくできたおやつであったり、ちょっとかわいくできた小物、季節の花を使った小さな飾り・・・
自分で作って楽しむのもいいけれど、誰かのために作ってみるのも、また違った楽しさがあります。
といっても、立派なプレゼントを用意する必要はありません。
高価な材料も、特別な技術もいりません。
大切なのは、「あの人、これ好きかな?」と少し考えてみること。
作る時間も、渡すときのちょっとしたドキドキも、いつもの毎日に小さな楽しみを増やしてくれます。
今日は、誰かのために何か一つ作ってみませんか?
自分のために作るのとは、少し違う楽しさ
これまで、いろいろなものを自分で作って楽しんできました。
いつもと違う朝ごはん、昔好きだった料理、午後の簡単なおやつ、100円ショップの材料で作る小物・・・
自分で考えて、自分で作る。
それだけでもとても楽しいことですよね。
でも今回は、少しだけ考える相手を変えてみます。
「自分は何を作りたいかな?」ではなく、「あの人には、何がいいかな?」と考えてみる。
好きな食べ物は何だろう、どんな色が好きだったかな、これなら気軽に受け取ってもらえるかな?
そんなことを考えているうちに、作る前からちょっと楽しくなってきます。
まずは身近な人を一人思い浮かべてみる
誰かのために作るといっても、特別な相手でなくて構いません。
一緒に暮らしている家族でもいいし、ときどき会う友人、いつもお世話になっている人、気軽に話せる知り合い・・・
まずは一人、顔を思い浮かべてみましょう。
そして、「この人に何か作るとしたら、何がいいかな?」と考えてみましょう。
すぐに思いつかないかもしれませんね。
相手の好きなものを思い出している時間って、その人とつながっている時間なんですね・・・
そして、「あ、そういえば甘いものが好きだったな」、「花が好きだったな」、「いつもコーヒーを飲んでいるな」と、何か見つかるかもしれません。
お茶を一杯いれることから始めてもいい
「誰かのために作る」と聞くと、何か立派なものを完成させなければならないように感じます。
でも、もっと簡単でいいんです。
たとえば、家族のためにお茶を一杯いれる、いつもより少し丁寧にコーヒーを用意する、好きなお菓子を小さなお皿にのせる。
そして、「お茶でも飲む?」と声をかけてみる。
これだって、相手のことを考えて用意した小さな贈り物です。
何かを作る楽しさは、形に残るものだけではありません。
その場で一緒に楽しめるものでもいいんです。
簡単なおやつを少し多めに作ってみる

午後のおやつを作るとき・・・
今日は、自分の分だけでなく、もう一人分作ってみませんか。
ホットケーキだったり、果物を使った簡単なおやつ、小さなサンドイッチなど、いつも作っているものでいいですよ。
できあがったら、「ちょっと作ってみたんだけど、食べる?」と声をかけてみる。
「食べたい!」と言ってもらえたら、ちょっとうれしいですね。
もちろん、相手がお腹いっぱいだったり、甘いものを控えていたりすることもあります。
そんなときは、無理に勧めなくても大丈夫。
食べ物を渡す場合は、相手の好みやアレルギー、保存のしやすさなどにも気を配りましょう。
相手が気軽に受け取れることも、大切な思いやりです。
小さなメッセージカードを作ってみる
何を作ろうか迷ったら、メッセージカードはいかがでしょうか?
きれいな紙を一枚用意して、好きな色のペンを一本。それだけで作れます。
紙を折ってみたり、小さな絵を描く、シールを貼る・・・
そして、短い言葉を書いてみる。
「いつもありがとう」、「いつもお世話になっています」、「またお茶でも飲みましょう」などのコメント。
長い文章でなくても、一言でいいと思います。
字がきれいでなくても大丈夫。
自分の手で書いた言葉には、印刷された文字とは違う温かさがあります。
ちょっと照れくさいかもしれませんが、そんな時間も楽しんでみましょう。
100円ショップの材料で小さなものを作る
前の記事では、100円ショップで材料を探して手作りを楽しみました。
今度は、誰かのことを思い浮かべながら売り場を歩いてみましょう。
花が好きな人なら、小さな飾り。
読書が好きな人なら、しおり。
かわいいものが好きな人なら、簡単なカードや小物。
ただし、ここでも注意です。
「あの人のためだから」と、材料を買いすぎないこと🤣
高価なものにする必要はありません。
むしろ、気軽に受け取ってもらえるくらいがちょうどいいこともあります。
最初は材料を一つか二つくらいで、家にあるものも使いながら、小さなものを作ってみましょう。
季節を感じるものを作って渡してみる
春なら、花を使った小さな飾りなんかどうですか?
夏なら、涼しそうな色のカードに、暑中見舞いのメッセージでも・・・
秋なら、落ち着いた色の小物とか。
冬なら、季節の行事に合わせた飾りもいいですね。
季節を感じるものは、作るときにも楽しみがあります。
こんなの作ってみたので、よかったらどうぞ・・・
そこから、「もう春だね」とか、「秋らしくなってきたね」なんていう、会話のきっかけにもなりますね。
季節のものを一つ作って、誰かに渡してみる。
すると、これまで自分だけで楽しんでいた季節が、誰かとの楽しみにもつながっていきます。
相手の好きなものを思い出す時間も楽しい

何かを作る前に、少し考えてみましょう。
「あの人は何が好きだったかな?」、「どんな色が似合うかな?」、「何を渡したら負担にならないかな」なんて相手のことを考えていると、昔の光景が思い出されてくることもありますね。
「あのとき、こんな話をしていたな」、「そういえば、これが好きだと言っていたな」、そんなことを思い出しながら材料を選ぶ。
実は、作り始める前から、もう手作りの楽しみは始まっているんです。
そして、相手の好みがよく分からなければ、直接聞いてみればいいんです。
「こんなの作ろうと思うんだけど、いる?」、「どんな色のものが好き?」・・・
ちょっとした相談から始まる手作りも、楽しいものです。
上手にできなくても、気持ちは伝えられる
一生懸命作ったのに、少し曲がってしまった、思っていた色にならなかった、形がちょっと変かな?、そんなこともあります。
すべてがきれいにそろっていなくてもいいんです。
それが手作りっていうものなんですよ・・・
もちろん、相手に渡すものですから、安全に使えるか、清潔か、壊れやすくないかは確認しましょう。
そのうえで、少し不格好なくらいなら、「初めて作ったから、ちょっと曲がっちゃった🤣」と言いながら渡すのもいいでしょう。
喜んでもらうことだけでなく、「こんな形になっちゃった・・・」と、笑いながら会話が盛り上がれば楽しいですよね。
自分なりに考えて作った時間にも、ちゃんと楽しさがあります。
渡すときは「よかったらどうぞ」で十分
いよいよ完成・・・
さて、どうやって渡しましょう。
きれいに包装しなければならない?
特別な言葉を考えなければならない?
そんなことはありません!
「これ、作ってみたんだけど、よかったらどうぞ」くらいで十分です。
相手が気軽に受け取れるように、あまり大げさにしない。
「気に入ってもらえるかな」と少しドキドキするかもしれません。
でも、その小さな緊張も、誰かのために作る楽しみの一つです。
もし相手が受け取れなかったとしても、気にしすぎる必要はありません。
相手にも事情や好みがありますからね・・・
贈ることを楽しみながら、受け取るかどうかは相手に任せる。
そんな気軽さを大切にしたいですね。
「ありがとう」が返ってきたら、ちょっとうれしい
作ったものを渡したとき・・・
「ありがとう」と言ってもらえたら、やっぱりうれしいものです。
「これ、どうやって作ったの?」と聞かれるかもしれません、「かわいいね」と言ってもらえるかもしれません。
そこから会話が始まることもありますね。
もちろん、大きな反応がなくても気にしない。
相手のために何かを考えて、作って、渡してみた、それだけで、いつもとは少し違う一日になります。
そして、そんな小さなやり取りが、あとから思い出になることもあるでしょう。
もらった人が、今度は誰かに何かを作るかもしれない

手作りのものを渡したことがきっかけで、「私も何か作ってみようかな」と思う人がいるかもしれません。
そうなった人とは、一緒に作ってみるのも楽しみも増えそうですね・・・
「これ、どうやって作ったの?」、「意外と簡単だよ」、「じゃあ、今度一緒にやってみようか」、そんな会話から、新しい楽しみが始まることもありますよ。
自分が楽しんでいたことが、誰かの「やってみたい」につながったらうれしいですよね。
そう考えると、手作りの楽しさが少し広がっていくように感じます。
無理に誰かへ渡さなくてもいい
ここで、一つ大切なことがあります。
誰かのために作ってみようと思っても、「やっぱり渡すのは恥ずかしいな」と思うこともあるでしょう。
それなら、渡さなくても大丈夫です。
作っている間に相手のことを考えた、その人の好きなものを思い出した・・・
そして、誰かを思いながら作った時間という、いつもと違った過ごし方ができていますよね。
あの人に渡すために作らなきゃ、なんて義務化してしまってはだめですよ。
作りたいときに作る。渡したいときに渡す。
そのくらいが、長く楽しむにはちょうどいいのかもしれませんね。
今日の「ちょっといい日」を誰かと分け合ってみませんか?
これまで、自分のためにいろいろなことを楽しんできました。
朝ごはんを少し変えてみる、昔好きだった料理を作ってみる、旬の食材を一つ買ってみる、午後のおやつを作ってみる、100円ショップの材料で何か作ってみる。
どれも、自分の毎日を少し楽しくする小さな挑戦です。
そして今度は、その楽しみを少しだけ誰かへ・・・
お茶を一杯、おやつを一皿、手作りのカードを一枚、小さな飾りを一つ。
大きなプレゼントでなくてもいい、上手に作れなくてもいい。
「これ、よかったらどうぞ」そんな一言から、今日の楽しみが誰かへ広がっていくかもしれません。
自分の「ちょっといい日」が、誰かの「ちょっといい日」にもなる。
そんな日が、ときどきあってもいいですね。
今日もちょっといい日になりそう。
