
ふとしたときに、「昔、よく食べたなぁ」と思い出す料理ってありませんか?
子どものころ、家でよく出てきた料理、学生時代に好きだったもの、若いころ、喫茶店でよく注文したメニュー、家族と囲んだ食卓の味・・・
昔はよく食べていたのに、気がつけば何年も食べていないなぁ・・・
そんな料理が、一つくらいあるのではないでしょうか?
もし思い浮かんだら、今度、自分で作ってみませんか。
まったく同じ味にならなくてもいいんです、それっぽいものでいいんですよ😄
材料が少し違っていてもいいし、作り方を忘れていてもいい・・・
「そうそう、こんな感じだったかな???」その一言が出たら大成功。
料理と一緒に、昔の楽しかった時間まで少し味わってみましょう。
「昔好きだったもの」を一つ思い出してみる
まずは料理を作る前に、少し記憶をたどってみましょう。
昔、何が好きでしたか?
カレーライス? ナポリタン? オムライス? 焼きそば? ホットケーキ? クリームソーダ? おにぎり?
家でしか食べたことのない名前のない料理かもしれませんね・・・
豪華な料理じゃなくてもいいんです。
むしろ懐かしく感じるのは、案外そんな普通の食べ物だったりします。
「土曜日のお昼によく食べたな」、「学校から帰ると作ってくれたな」、「給料日に家族で食べに行ったな」・・・
料理を一つ思い出すと、その周りにあった出来事まで少しずつ戻ってくることがあります。
食べ物の記憶って、不思議なものです。
味だけでなく「そのときの景色」まで覚えている
懐かしい料理を思い出したとき、浮かんでくるのは味だけではないかもしれません。
食卓であったり、使っていたお皿、一緒に食べていた人、テレビから流れていた番組、お店の雰囲気、帰り道・・・
そんなものまで一緒に思い出すことがあります。
たとえば昔ながらの喫茶店で食べたナポリタン、うまかったな!
熱い鉄板、赤いケチャップ、横にはサラダ、食後にはコーヒー・・・
思い出すだけで、「ああ、食べたくなってきた🤣」となることがあります。
だったら今度の休日に、作ってみましょう。
それだけで、ちょっとした予定が一つできます。
昔とまったく同じ味を目指さなくてもいい
いざ作ろうと思うと、「あれ、どうやって作ってたんだろう」となることがあります。
昔のレシピが残っていない、誰かに作ってもらっていたので、作り方を知らない、そもそも何が入っていたかも覚えていない。
それでも大丈夫です!
思い出せるところから作ってみましょう。
分からないところは今の作り方を調べてもいいじゃないですか。
材料も手に入るものでいいですよ。
そして食べてみて、「もう少し甘かったかな」、「こんな味だったような気がする」と記憶がよみがえる。
次に作るときには、少し変えてみようかな?
昔の味を完全再現することより、昔の味を思い出しながら作る時間そのものを楽しむ。
それくらいでいいんです。
家族に「昔、何が好きだった?」と聞いてみる

自分だけでは思い出せなければ、家族に聞いてみるのも面白いものです。
「昔、うちでよく食べてたものって何だったっけ?」
そこから、「あれ、よく作ったよね」、「そういえば、あれ好きだったよね」、「いや、私は嫌いだった🤣」なんて話になるかもしれません。
同じ食卓を囲んでいたのに、覚えているものが違うこともあります。
一つの料理から昔話が始まる。
これも懐かしい料理の楽しみです。
そして、「じゃあ今度、久しぶりに作ってみようか」となったら面白いですね。
料理を作る前から、もう楽しみが始まっています。
昔よく行ったお店の味を思い出してみる
家の料理だけではありません。
若いころによく行った喫茶店、学生時代の食堂、会社の近くにあった定食屋、旅行先で食べたもの・・・
もうお店がなくなっていることもあるでしょう。
でも、「あそこの○○、おいしかったな」という記憶は残っています。
完全に同じものは作れなくても、「あんな感じのものを作ってみよう」ならできるかも😅
昔ながらのオムライス、喫茶店風のナポリタン、厚切りのトースト、プリン・・・
自宅の台所で、昔好きだった一皿に挑戦してみる。
これも立派な小さなイベントです。
買ってきたものを少し工夫するだけでもいい
全部一から作らなくてもいいじゃないですか。
料理をする気分ではない日だってありますよ。
市販のものを使って、昔好きだった食べ方にしてみるっていうのはどうでしょう?
パンに好きだったものを挟んでみるとか、買ってきたアイスに何か添えてみる、飲み物を昔風のグラスに入れてみる。
大切なのは、「手作りしたかどうか」ではなく、自分の手で少し楽しみを加えること。
料理人を育てるのではありませんからね🤣
昔使っていた食器があれば出してみる
食器棚の奥に、「そういえば、これ昔よく使ってたな」というお皿はありませんか?
いつもは使わない古いカップ、家族からもらった器、昔から家にあるお皿、そんなものを引っ張り出してみる。
懐かしい料理をそんな食器に盛りつけると、さらに雰囲気が出るのでは・・・
もちろん、わざわざ新しいものを買う必要はありません。
今あるお皿でも十分。
でも食器棚をちょっと探してみるのも面白いものです。
料理だけでなく、食卓ごと昔を楽しんでみる。
そんな日があってもいいですよね。
作っている途中から懐かしくなることもある

懐かしいのは、食べた瞬間だけではありません。
玉ねぎを炒める匂い、ケチャップの香り、煮物がコトコト煮えている音、フライパンから聞こえる音。
作っている途中で、「ああ、この匂いだ」と思うことがあります。
味の記憶だけでなく、匂いや音も昔の記憶につながっているんですね。
だから、完成を急がなくてもいい。
作っている時間そのものを楽しんでみましょう。
「なんだか懐かしいな」そう感じた時点で、もう今日の料理は半分成功です。
食べた瞬間、「これこれ!」になるでしょうか
いよいよ完成、ひと口食べてみます。
さて、昔の味になったでしょうか?
「これこれ!」となるかもしれません。
でも、「うーん、何か違う🤣」かもしれません。
それでもいいんです。
「もう少し甘かったかな」、「もっと濃かった気がする」、「次はこれを入れてみよう」、そんなふうに思えれば、次にもう一度作る楽しみができます。
一回で完成させなくていい、自分の記憶を頼りに、少しずつ近づけていく。
そんな遊び心の大切にできます。
昔の味に「今の自分」を少し足してみる
何十年もたてば、好みも変わります。
昔は濃い味が好きだったけれど、今は少し薄めがいい。
昔はたくさん食べたけれど、今は少量で十分。
苦手だった野菜が、今では好きになった。
だったら、昔とまったく同じにする必要はありません。
懐かしい料理を土台にして、今の自分が好きな味にしてしまえばいい。
昔の味を再現するだけでなく、昔の自分と今の自分で、一緒に一皿作る。
そんな感じも面白いと思います。
誰かと一緒に食べれば、今度は「今日の思い出」になる
懐かしい料理ができたら、家族や友人と食べるのもいいですね。
「これ、昔よく食べたんだよ」そんな話をしながら食卓へ。
すると今度は、その料理に新しい記憶が加わります。
昔の思い出を懐かしむだけではなく、今日食べたことが、新しい思い出になる。
何年か先に、「あのとき久しぶりに作ったよね」、なんて話す日が来るかもしれません。
昔を楽しむことは、昔へ戻ることだけではありません。
そこからまた、新しい時間が始まります。
今度の休日、「昔好きだったもの」を一つ作ってみませんか?
さて・・・
何か一つ、思い浮かびましたか?
子どものころ好きだったもの、学生時代によく食べたもの、若いころ通った喫茶店のメニュー、家族がよく作ってくれた料理、名前も分からないけれど、忘れられないあの味。
まずは一つ思い出してみましょう。
作り方が分からなければ調べてみるとか、家族に聞いてみる。
そして、材料を買いに行く、今度の休日に作ってみる・・・
楽しみでワクワクですね。
食べた瞬間、「ああ、懐かしい」となったら最高です。
ちょっと違ったら、「こんなんじゃなかったな🤣」・・・それも楽しい。
昔好きだった料理を、今の自分の手でもう一度。
その一皿には、料理だけではなく、忘れていた時間も少し入っているかもしれません。
そして今日作ったその味は、今度は新しい思い出になっていきます。
今日もちょっといい日になりそう。
