
家でゆっくり過ごしているとき。
テレビを見たり、本を読んだり、お茶を飲んだり。
椅子に座って過ごす時間は、意外と多いものですね。
そんなとき、気が向いたら、座ったまま少し体を動かしてみませんか。
肩をゆっくり動かしてみる、手を開いたり閉じたりする、足先を少し動かしてみる・・・
ほんの小さな動きでも、いつもとは違う気分になるかもしれません。
体操が得意でなくても、運動する習慣がなくても大丈夫。
大切なのは、無理をせず、自分が心地よいと感じる範囲で楽しむことです。
今回は、椅子に座ったまま気軽に試せる、小さな体操をご紹介します。
椅子に座ったままでも、体を動かす楽しみはある
体を動かすというと、歩いたり、立って体操をしたりする姿を思い浮かべるかもしれません。
でも、座ったままでもできる動きはあります。
肩を少し動かす、手や指を動かす、足首をゆっくり動かす、そんな小さな動きでもいいんですよ。
運動着に着替える必要もありませんし、特別な道具を用意する必要もありません。
今座っている場所で、気軽に試せること。
それが、椅子に座って体を動かす楽しさの一つです。
まずは、安全に座れる椅子を選ぼう
座ったまま体を動かすときは、椅子選びが大切です。
できれば、背もたれがあり、ぐらつかない安定した椅子を使いましょう。
キャスター付きの椅子や、動きやすい椅子は避けた方が安心です。
足の裏が床につき、無理なく座れる高さの椅子を選びます。
椅子の周りに物が置いてある場合は、少し片づけておきましょう。
また、体を大きく動かそうとせず、座ったまま安定していられる範囲で行うことが大切です。
安心して座れる場所を用意することが、楽しく体を動かす第一歩です。
肩をゆっくり上げ下げしてみる
まずは、肩を少し動かしてみましょう。
椅子に楽に座り、肩の力を抜きます、そのまま、両肩を軽く上げて、ゆっくり元に戻してみましょう。
大きく動かす必要はありません。
「このくらいなら気持ちいいな」と思える範囲でいいです。
肩や首に痛みがある場合は、無理に動かさないようにしましょう。
一度だけ試して、そこで終わりにしても大丈夫です。
体を動かすことを頑張らず、ゆっくり楽しんでみましょう。
手を開いたり閉じたりしてみる

次は、手を動かしてみましょう。
両手を軽く開いて、ゆっくり閉じる、そしてまた開いてみる。
それだけの簡単な動きです。
指を大きく広げる必要はありません。
握るときも、強く力を入れなくて大丈夫です。
「手を動かすって、こんな感じだったかな」と、自分の手の動きを眺めながら楽しんでみましょう。
左右の手で動かしやすさが違っていても、無理にそろえる必要はありません。
小さな動きに目を向けてみるのも、面白い体験です。
足先をゆっくり動かしてみる
椅子に座ったまま、足先を少し動かしてみるのもいいですね。
足の裏を床につけた状態から、かかとを床につけたまま、つま先を少し上げてみる、そして、ゆっくり戻します。
今度は、つま先を床につけたまま、かかとを少し上げてみてもいいでしょう。
無理に高く上げる必要はありません。
足首や膝に痛みがある場合は、動かさないようにしてください。
椅子が動いたり、体が不安定になったりしない範囲で試しましょう。
足先の小さな動きも、座ったまま楽しめる体操の一つです。
背筋を少し伸ばしてみる
椅子に座っていると、いつの間にか背中が丸くなっていることもあります。
そんなときは、背筋を少し伸ばしてみましょう。
無理に胸を張ったり、背中を反らしたりする必要はありません。
いつもの姿勢から、少しだけ背中を伸ばしてみる、そんな感じでいいですよ。
背もたれを利用しながら、楽に座れる姿勢を探してみましょう。
「少し気持ちいいな」と思えたら、そこで終わりにしても大丈夫です。
正しい姿勢を頑張って保つより、自分が楽に座れることを大切にしましょう。
好きな音楽を聴きながら楽しんでみる
音楽が好きな人なら、お気に入りの曲を流しながら体を動かしてみるのも楽しいですね。
例えば、曲を聴きながら手を開いたり閉じたり、肩をゆっくり動かしてみたり。
そんな楽しみ方もあります。
音楽のリズムに合わせて、速く動く必要はありません。
自分のペースで、気持ちよく動かせる範囲で構いません。
好きな曲を聴いているうちに、何となく体を動かしたくなることもあるかもしれません。
音楽を楽しみながら、座ったまま少し体を動かす、そんな時間も素敵ですね。
テレビを見ている合間に、少しだけ動いてみる

テレビを見ながら過ごしているとき。
番組の合間や、ちょっとした休憩時間に、体を動かしてみるのもいいですね。
例えば、手を開いたり閉じたり、足先を少し動かしたり、肩をゆっくり動かしたり。
何か一つだけでいいですよ。
もちろん、テレビに夢中になっているときは、そのまま楽しんでもいいんです。
体を動かすために、わざわざ時間を作らなくてもいい。
そんな気軽さも、座ったままの体操の魅力です。
誰かと一緒に楽しんでみる
家族や友人と一緒に、椅子に座って体を動かしてみるのも楽しそうですね。
「こんな動き、できるかな?」、「私はこれくらいがちょうどいいな」、そんなふうに話しながら、無理のない範囲で試してみましょう。
お互いの動きを比べたり、競争したりする必要なんてありません。
それぞれが自分のペースで楽しめれば十分です。
もちろん、一人でゆっくり体を動かすのもいいですね。
一人でも、誰かと一緒でも、心地よい時間になれば素敵です。
毎日続けなくても大丈夫
体操というと、「毎日続けた方がいいのかな」と思うかもしれません。
でも、今回の目的は、運動の記録を伸ばすことではありません。
気が向いたときに、少しだけ体を動かしてみる・・・
それくらいでいいんですよ。
一昨日は手を動かしてみた、昨日は何もしなかった、今日は肩を動かしてみた。
そんな感じで楽しめればいいんです。
体を動かすことを、義務ではなく小さな楽しみにしてみましょう。
安全に楽しむために気をつけたいこと
椅子に座って行う体操でも、安全への配慮は大切です。
安定した椅子を使い、無理な姿勢にならないようにしましょう。
急に大きく動いたり、反動をつけたりする必要はありません。
痛みやめまい、息苦しさなどを感じた場合は、すぐに中止してください。
胸の痛みや強い息苦しさがある場合は、運動を続けず、速やかに医療機関へ相談しましょう。
また、持病がある人や、体を動かすことに不安がある人は、事前に医師などに相談すると安心です。
無理をせず、安全に楽しめることを最優先にしましょう。
今日、椅子に座って少し体を動かしてみませんか?
いつもの椅子に座っているとき。
気が向いたら、少しだけ体を動かしてみませんか?
肩をゆっくり動かしてみる、手を開いたり閉じたりする、足先を少し動かす、背筋を少し伸ばすなんてね・・・
どれか一つで構いませんし、何回も繰り返す必要もありません。
そして、「ちょっと気持ちよかったな」と思えたら、それだけで十分です。
体操が得意でなくても大丈夫、特別な道具がなくても大丈夫、自分のペースで、座ったまま楽しんでみましょう。
いつもの椅子が、小さな体操を楽しむ場所になるかもしれません。
今日もちょっといい日になりそう。
