シニア世代を思いっきり楽しむ|60代からの暮らし・趣味・ペット・自然と生きるブログ

🖼️ 季節をもう一度楽しむ|日本の四季を感じる暮らし

四季のある国に生まれた幸せ

日本に生まれ育った私たちは、四季の移ろいの中で生きています。
春には桜が咲き、夏には蝉の声が響き、秋には紅葉が舞い、冬には雪の静けさが訪れる。
そんな自然のリズムとともに、季節を大切にしてきました。

しかし、いつの間にか忙しさの中で、「季節を感じる心」を置き忘れてしまうことがあります。
けれど60代を迎えた今だからこそ、あらためてその美しさを感じ取れるのではないでしょうか?

四季折々の行事には、昔の人の知恵や感謝の気持ちが込められています。
それを少しずつ取り戻していくことは、心を整え、毎日を豊かにしてくれる大切な時間です。

🌷春~ 心がほころぶ季節に寄り添う

春は、冬の静けさから解き放たれ、命が芽吹く季節。
桜のつぼみが膨らみ始めると、街全体がやわらかな光に包まれます。

お花見は、ただ花を見るだけの行事ではありません。
日本人が古くから「命のめぐり」を祝い、春の訪れを分かち合う風習でした・・・

近くの公園や川沿いに咲く桜を、散歩の途中でゆっくり眺める。
お弁当を持たなくても、ただ花の下で深呼吸をするだけで、心がやさしくほどけていきます。
でも、お弁当もあった方がいいですね・・・(笑)

また、春分の日には「お彼岸」があり、ご先祖さまに感謝する習慣も受け継がれています。
桜とともに咲く菜の花、道端のたんぽぽ、空気の匂いも感じてみる。
そのすべてが、私たちの心に「新しい始まり」を感じさせてくれます。

春は、“出会いと再生の季節”。
身の回りを整え、心も軽やかに。
部屋に春の花を飾り、冬の間しまっていた明るい服を取り出す。
それだけでも、季節の移ろいが暮らしに吹き込んできます・・・

🎆夏~ 光と音に包まれる時間

夏は、もっとも生命のエネルギーを感じる季節です!
朝早くから響く蝉の声、青い空、入道雲。
子どものころの記憶が一気によみがえってくるような、懐かしい香りが漂います・・・

かつては、地域の祭りや花火大会が“夏の象徴”でした。
太鼓の音、夜店の灯り、かき氷の冷たさ。
そんな情景は、誰の心の中にも残っているはずです。

今は大きな祭りに出かけなくても、
風鈴を吊るしたり、スイカを冷やしたり、夕涼みをしたりするだけで、夏の行事を感じることができます。
庭やベランダで風鈴がチリンと鳴る音を聞きながら、
麦茶を片手に過ごす時間は、それだけで立派な「夏の行事」なのです。

でも、都会の密集地では風鈴の音がうるさいという苦情も出る世の中です。
そんな時には、音の出ない風鈴っていうものもありますよ・・・

お盆には、ご先祖さまを迎える風習があります。
昔は「迎え火」や「送り火」を焚き、魂を静かに送り出しました。
その心は、「いま生きていることへの感謝」。
仏壇にお花を飾り、線香をあげるだけでも、心が清らかに整っていきます。

夏の行事は、自然と人との“つながり”を思い出させてくれます。
太陽の下で汗をかき、夜の風に涼む。
そのひとつひとつが、生きている実感を与えてくれるのです。

やっぱ、田舎が恋しいなぁ~なんて思ってしまいます・・・

🌰秋~ 実りと感謝の季節に寄り添う

秋になると、空の色がやわらかく変わり、空気の中に少し冷たさが混じります。
木々が色づき始め、風にのって落ち葉が舞う光景は、まるで季節が静かに歌っているよう。

お月見は、そんな秋の代表的な行事のひとつです。
夜空に浮かぶまんまるなお月さまを眺めながら、
お団子をお供えして、季節の実りに感謝する・・・
昔の人たちは、豊作を祈り、自然の恵みとともに生きていました。

現代では、ベランダや窓際で小さな「お月見スペース」を作るのも素敵です。
お団子を3つ並べて、すすきを飾り、お茶をいれる。
たったそれだけで、心に静かな満足感が広がります。

秋はまた、食の季節でもあります。
栗ご飯や焼き芋、きのこごはん。
旬の味覚を楽しむことも、“秋を感じる行事”のひとつですね・・・
「おいしいね」と言いながら、ゆっくり味わう時間こそが、四季の恵みをいただく瞬間なのです。

☃️冬~ 静けさの中でぬくもりを感じる

冬は、1年を締めくくる大切な季節。
冷たい空気の中に、家の灯りがいっそう温かく見える時期です。

冬の行事といえば、お正月。
新しい年を迎える準備をしながら、心を新たに整える時間です。
年末の大掃除は、単なる家事ではなく「穢れを祓う儀式」でもありました。
一年の感謝を込めて、住まいをきれいにすることで、心まで清々しくなります。

お正月には、おせちを囲み、年賀状で近況を伝え合う。
初詣で願い事をし、新しいお守りを手にする。
そのすべてに、「今年も元気で」という優しい祈りが込められています。

また、冬至にはゆず湯に入り、体を温める習慣も。
柚子の香りに包まれながら湯船につかると、
寒さだけでなく、日々の疲れもふっと溶けていくようです。

冬の行事は、静かな時間の中で「自分を癒す」行事でもあります。
寒さの向こうには、春が待っている。
そのことを感じながら、ひとつひとつの行事を丁寧に楽しむことで、季節の巡りがより深く心に染みていくのです。

🗾季節の行事は「心のカレンダー」

四季の行事は、私たちの心にリズムをもたらしてくれます。
花が咲いた、風が変わった、夕焼けがきれいだった・・・
そんな小さな気づきも、立派な季節の行事です。

カレンダーに記された日付を追うだけでなく、
「今年はどんな春だったか」「どんな夏を過ごしたか」と、
自分の心のカレンダーをめくっていく。
その積み重ねが、人生をやさしく彩ってくれますね・・・

まとめ:季節を感じることは、生きる力を取り戻すこと

季節の行事を楽しむことは、
忙しさの中で忘れかけていた「自然とのつながり」を思い出すことです。

桜を見て微笑む日もあれば、
雪の降る音に耳を澄ます夜もある。
そのどれもが、今を生きている証です。

四季は、まるで人生のようにめぐっていきます。
春は始まり、夏は情熱、秋は実り、冬は静けさ。
その一巡りを感じながら生きることは、
自分の人生をもう一度、ゆっくりと味わい直すことでもあります。

どうぞ今年は、ひとつでも季節の行事を取り戻してみてください。
きっとあなたの暮らしに、やさしい風が吹き抜けます。

error: Content is protected !!
上部へスクロール