
朝起きて、カーテンを開ける、顔を洗う、コーヒーを入れる。
そんな毎朝の時間に、もう一つだけ小さな習慣を加えてみませんか?
育てている植物を、ちょっと眺める。
時間にすれば、ほんの1分でも構いません。
昨日と同じように見えても、よく見ると小さな変化が見つかることがあります。
新しい葉が出ている、小さなつぼみができている、昨日より花が開いている、茎が少し伸びている。
そんな変化を見つけると、「あっ、育ってる」と、ちょっとうれしくなります。
植物を育てる楽しさは、きれいな花が咲いたときだけではありません。
花が咲くまでの毎日にも、小さなお楽しみがあります。
朝の1分を「植物を見る時間」にしてみる
植物を育て始めると・・・
水をあげなくちゃ、肥料はどうしよう、植え替えたほうがいいかな?など、いろいろなことが気になります。
でも毎朝、必ず何かをする必要はありません。
まずは見る、葉の様子を見る、花を見る、土の状態を見る、昨日と違うところがないか眺めてみる。
そして特に何もなければ、「今日も元気そうだな」それで終わりです。
何もしない朝があってもいいんです。
むしろ、植物によっては必要以上の水やりや世話が負担になることもあります。
見ることも、大切なお世話の一つです。
そう考えると、ガーデニングが少し気楽になります。
「昨日と違うところ」を一つ探してみる
毎日見ていると、植物はあまり変わっていないように感じます。
でも少しだけ近づいて見てみると、「あれ?」という瞬間があります。
昨日はなかった小さな芽がある、少し膨らんだつぼみがある、開き始めた花びらがある。新しく伸びてきた葉がある・・・
一日ではほとんど分からないこともあります。
それでも毎日見ていると、「こんなに大きくなっていたんだ」と気づくことがあります。
毎朝の観察を、難しく考える必要はありません。
今日の間違い探しを一つする、そんな感覚でもいいですね🤣
つぼみを見つけると「明日」が楽しみになる
植物を育てていて、特にワクワクするものの一つが「つぼみ」です。
小さなつぼみを見つけると、「いつ咲くかな」と思います。
翌朝見る、まだ咲いていない。
次の日も見る、まだもう少し。
そして、ある朝、「咲いた!」🌸
園芸店では、たくさんの花が咲いている鉢を普通に見ています。
でも、自分が何日も眺めてきたつぼみが一輪咲くと、なぜか特別に見えます。
昨日から今日へ、今日から明日へと、植物があることで、明日確認したいことが一つできる。
それも植物を育てる楽しさです。
新しい葉っぱも立派なニュース

花が咲く植物を育てていると、どうしても花ばかり気になります。
でも葉っぱも見てみましょう・・・
小さな新芽が出ていた、薄い緑色だった葉が少し濃くなった、小さかった葉が大きくなった、茎の先から新しい葉が開いた。
これも全部、「本日の植物育成ニュース」です🤣🌱
花が咲いていない時期でも、植物は少しずつ変化しています。
「今日は何も変わっていないな」、と思ったら、葉っぱを一枚ずつ眺めてみる。
思わぬところに、新しい変化が見つかるかもしれません。
元気がない変化にも気づきやすくなる
毎日少し眺めていると、うれしい変化だけでなく、
「いつもとちょっと違うな」という変化にも気づきやすくなります。
葉がしおれている、色が変わってきた、土の乾き方がいつもと違う、虫らしきものがいる。
そんなときも、慌ててすぐ何かをする必要があるとは限りません。
植物の種類や季節、置かれている環境によって原因はさまざまです。
まず様子を確認して、その植物に合った育て方を調べたり、必要なら園芸店などで相談したりしてみましょう。
大切なのは、「異変を見つけたら、とにかく何かする」ではなく、「まずしっかりと見る」こと。
ここでも観察が役立ちます。
水をあげたくても、ちょっと待つ日がある
植物をかわいがっていると、つい何かしてあげたくなります。
特に水やり・・・
朝、鉢を見る。「水、大丈夫かな?」夕方また見る。
「やっぱり水あげようかな……」
翌朝、「そろそろかな……🤣」
でも、水やりのタイミングは植物の種類や季節、鉢、土、置き場所などによって違います。
毎日決まった時間に水を与えることが、その植物にとってよいとは限りません。
だから、まず土の状態や植物の様子を見る、その植物に合った育て方を確認する。
まだ必要なさそうなら、今日は何もしない。
これも立派なお世話です。
植物を育てていると、ときには**「何かしたい気持ちを我慢する」**ことも必要になります。
園芸には、意外と忍耐が必要です🤣🌱
スマホで同じ場所から撮ってみる
毎日見ていると、植物の成長は意外と分かりにくいものです。
そこで、ときどきスマートフォンで写真を撮ってみましょう。
できれば同じくらいの場所、同じような角度から。
植えた日、一週間後、つぼみができた日、花が咲いた日・・・
写真を並べてみると、「こんなに大きくなったんだ!」と驚くことがあります。
毎日少しずつ変わっているので、目では気づかなかったんですね。
写真が上手である必要はありません。
これは作品ではなく、植物の成長日記です。
何か月かたってから最初の写真を見ると、ちょっと感慨深いものがあります。
名前をつけなくても、つい話しかけてしまう

植物を毎日見ていると、不思議なことが起こります。
「今日は元気そうだね」、「もう少しで咲きそうだな」、「おっ、新しい葉っぱ出てるじゃん」・・・
気がつけば話しかけている🤣
もちろん植物と会話できるという話ではありません。
でも毎日眺めていると、それくらい身近な存在になってきます。
昨日との違いを知っているから、「育ってるな」と感じる。
旅行先で見た立派な花とはまた違う、自分で育てている植物ならではの親しみが生まれてきます。
何も変わっていない朝も、それでいい
毎日見ているからといって、毎日新しい発見があるわけではありません。
昨日と同じ、一昨日とも同じ、つぼみもなかなか開かない、そんな日もあります。
でも、それでいいんです。
植物は人間の都合に合わせて、「毎朝一つイベントを用意しておきますね」とはしてくれませんからね🤣
変わらない日が続くからこそ、小さな変化を見つけた日がうれしくなります。
今日も元気そうだった、それだけで十分です。
明日の朝、まず一分だけ眺めてみませんか?
植物を育てているなら、明日の朝、水を持っていく前に、まず一度眺めてみてください。
今日はどうかな?
葉っぱを見る、つぼみを見る、花を見る、土を見る・・・
昨日と違うところを一つ探してみましょう、何も見つからなければ、「今日も変わりなし!」で終了です🤣
水槍のタイミングなら、その植物に合った方法で水をあげる。
必要なければ、今日は見るだけ。
ちょっと声がけしてあげてもいいですね。
そして翌朝、またちょっと見る。
そんな毎日を続けているうちに、小さな芽が出たり、つぼみができたり、花が咲いたりします。
いつもの朝に、ほんの小さな出来事が増えていきます。
植物を育てるというのは、何かをしてあげることだけではありません。
育っていく時間を、そばで眺めていくこと。
それも、とても素敵な楽しみです。
さて、明日の朝は、どんな変化が見つかるでしょうか。
今日もちょっといい日になりそう。
