浴室やトイレを安全にするためのポイント|家庭内事故を防ぐ住まいの工夫

浴室やトイレは毎日使う場所ですが、家庭内で事故が起こりやすい場所でもあります。
特に高齢になると、転倒やヒートショックなどのリスクが高まるため、日頃から安全対策をしておくことが大切です。
この記事では、浴室やトイレを安全に使うためのポイントをわかりやすく紹介します。
もくじ
浴室やトイレは家庭内事故が起こりやすい場所
家庭内での転倒事故は、玄関や階段だけでなく、浴室やトイレでも多く発生しています。
事故が起こりやすい理由には、次のようなものがあります。
床が濡れて滑りやすい、段差につまずく、急な温度差がある、立ち座りで体に負担がかかる、夜間に暗い中でを歩く場所があるなど。
少しの工夫を取り入れるだけでも、事故のリスクを減らすことができます。
浴室を安全にするポイント
滑り止めマットを利用する
浴室の床は水や石けんで滑りやすくなります。
滑り止めマットを敷くことで、転倒防止につながります。
手すりを設置する
浴槽の出入りや立ち上がりは、足腰に負担がかかります。
浴槽の横や出入口、洗い場付近に手すりを設置すると、安心して動作ができます。
賃貸住宅などでは、工事不要で設置できる手すりを利用する方法もあります。
浴室を暖めてヒートショックを防ぐ
冬場は暖かい部屋から寒い浴室へ移動すると、急激な温度差によって血圧が大きく変化することがあります。
入浴前に浴室暖房を使ったり、シャワーで床や壁にお湯をかけて浴室内を暖めたりすると、ヒートショックの予防につながります。
無理に一人で入浴しない
体調が悪い日や疲れている日は、無理に長湯をしないようにしましょう。
家族がいる場合は、一声かけてから入浴すると、万が一のときも安心です。
トイレを安全にするポイント

手すりを設置する
便器の横に手すりがあると、立ち座りが楽になり、転倒防止にも役立ちます。
膝や腰への負担を軽減できるため、高齢者には特におすすめです。
足元を明るくする
夜中にトイレへ行くときは、暗さによる転倒に注意が必要です。
人感センサー付きの照明や足元灯を設置すると、安全に移動できます。
床を滑りにくくする
トイレマットがめくれていたり、滑りやすかったりすると転倒の原因になります。
滑り止め付きのマットを選び、しっかり固定して使いましょう。
通路を片付ける
トイレまでの通路に荷物やコード類があると、夜間につまずく危険があります。
歩く場所にはできるだけ物を置かず、安全に移動できる環境を整えましょう。
高齢者は温度差にも注意
冬場のトイレや浴室は室温が低くなりやすいため、暖房器具や断熱対策を取り入れ、急激な温度差をできるだけ少なくすることが大切です。
無理をせず、寒い日は室内を暖かくしてから利用しましょう。
定期的に設備を点検する
安全対策をしていても、設備が古くなると危険が増えることがあります。
次のような点を定期的に確認すると安心です。
手すりがぐらついていないか、床が滑りやすくなっていないか、照明が暗くなっていないか、ドアの開閉がスムーズかなどを、定期的に点検することが大切です。
年に一度程度、例えば防災の日に点検するなどすれば、安心して使い続けることができます。
まとめ
浴室やトイレは毎日使う場所だからこそ、安全対策がとても大切です。
滑り止めや手すりの設置、足元を明るくする工夫、温度差への対策などを取り入れることで、転倒やヒートショックなどの事故を予防しやすくなります。
できることから少しずつ住まいを見直し、安心して暮らせる環境づくりを進めていきましょう。
