【シニア:楽しみ】心がときめく“これからの楽しみ”を見つける

はじめに:未来にワクワクできると、人生はもっと輝く

年齢を重ねると、「もう新しいことはそんなにない」と感じる人が増えてきます。
実はそれは大きな勘違いです。

これまでの人生を振り返れば、「楽しかった」と思える時間はたくさんあったはずです。
それは「もう終わった思い出」ではありません。
むしろ、これからの人生をもっと豊かにするヒントが詰まっています。

今回は、そんな「これからの楽しみ」を見つけて、人生をもう一度ワクワクで満たしていくヒントを、ゆったりとお話ししていきましょう。

“楽しみ”は待つものではなく、自分で育てるもの

「楽しいことがない」と感じるとき、多くの人は“楽しみ”がどこかからやってくるのを待っています。

たとえば、ほんの小さな「気になる」から始めてみる。

「あの本、読んでみたいな」「あの街、行ってみたいな」「こんなこと、やってみたいかも」
その小さな心の動きを大切にしてみてください。

それが未来の楽しみの“芽”になります。

そうして芽が育っていくうちに、気がつけば毎日が少しずつ楽しく、色づいて見えてきます。

“やってみたいことリスト”をつくってみる

「富士山を見に行ってみたい」「季節の花を写真に撮ってみたい」
「子どもや孫に料理を教えたい」「自分史を書いてみたい」などなど、内容はなんでもOKです。

リストは、書いたら終わりではありません。
少しずつ、できそうなことから実行していくのです。
ひとつ叶えるたびに、「次はこれをやってみよう」と気持ちが前向きになっていきます。

“新しい出会い”が楽しみを広げてくれる

人との出会いは、未来の楽しみを大きく広げてくれます。

たとえば
趣味のサークルや地域のイベントに参加してみるのも良いですし
ボランティア活動を始めてみるのもおすすめです。

そして、人とのつながりは、楽しみを「共有できる喜び」へと変えてくれます。
誰かと一緒に笑い合い、共に過ごす時間は、人生の宝物です。

“できること”ではなく“やりたいこと”で考える

未来の楽しみを探すとき、つい「自分にできるかどうか」を考えてしまいがちです。
それでは選択肢がぐっと狭くなってしまいます。

「今の自分には難しそう」と思っても、やりたいという気持ちがあれば、少しずつ近づいていくことができます。

たとえば

海外旅行は難しくても、まずは旅行雑誌を読むことから始められますし、語学を学ぶこともできるでしょう。
そうやって一歩ずつ進めば、夢は意外と近づいてくるものです。

“年齢”を理由にあきらめない

「もう歳だから」と口にした瞬間、未来の楽しみの扉は静かに閉じてしまいます。

若いころは時間やお金、家庭の事情などでできなかったことも、今ならできるかもしれません。
経験を積んだからこそ楽しめること、心に余裕があるからこそ見えてくる景色が必ずあります。

大切なのは、「どうせ無理」と決めつけないこと。
「今からでもできることは何だろう?」と考えるだけで、未来は一気に開けていきます。

“ちょっと先の楽しみ”を持つだけで毎日が変わる

「来週は友人とランチだ」「来月は季節の花を見に行こう」
そんな小さな予定でも、心はワクワクして、日々にハリが出ます。

「その日」を楽しみにして過ごす時間は、それ自体がすでに楽しみの一部です。
予定が近づくたびに心が高鳴り、その日を迎えるまでの準備の時間まで楽しく感じられるようになります。

“自分だけの夢”を持ってみる

未来の楽しみを見つけるうえで、もうひとつ大切なのは、「自分だけの夢」を持つことです。

たとえば
「庭でハーブを育てて、自家製のハーブティーを楽しむ暮らしをしたい」
「お気に入りの写真をまとめて写真集を作ってみたい」
「70歳になったら一人旅をしてみたい」
そんな夢が、日常に希望とエネルギーを与えてくれます。

夢は現実と違っていてもかまいません。

まとめ:“これから”は、いつでも自分でつくっていける

未来は、待っているだけでは変わりません。

自分から一歩を踏み出せば、いつからでも新しい楽しみを育てていくことができます。
小さな「やってみたい」を大切にすること。
年齢を理由にあきらめないこと。

未来に楽しみがあると、今がもっと輝きます。
毎日が「今日もいい日だった」と感じられる時間へと変わっていきます。
そして、「これからが楽しみだな」と思えることこそが、人生を豊かにするいちばんの魔法です。

今の暮らしを見直すことから始めよう

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